父の薔薇...
　アトリエの花壇に小さなピンク色の花を付けるバラの木があります。
昨年、私の父が３月に亡くなるまで、何故かたった一輪だけが、どんな冷たい木枯らしにも負けずに「頑張って」咲いていました。...それが必死で病気と闘っている父そのもののようで、「...まだがんばってる！今日も咲いている！」と、窓越しに確かめるように見守りながら、毎日のバーレッスンをしていたのが思い出されます。
　...そして今年。こんなにたくさんの花が咲いています。たった一輪だったバラが、つぼみも数えると３５ほどの大所帯になっているのです！廻りの木々にも、ぐんぐん伸びる新緑の若葉がたっくさん！...なんだかすごーく嬉しくなります。

　毎日まいにち、まあいろんなことがあり、「あ、これを言おう！これは言いたい！」としょっちゅう思うのですが、つぶやきそびれてはあっというまに日にちが過ぎてしまい、「言いたかったのに～！アイテム」がどんどんいっぱいになってしまいます...。本当は日記のように、つぶやく習慣がついたらと思ってはいるのですが...。